糖尿病とは
糖尿病は血液中のブドウ糖が増えすぎてしまう病気です。
私達が生きて活動するためにはエネルギーが必要です。エネルギーは食べ物から得ていますが主なエネルギー源となるのがご飯や麺類に含まれる糖質です。
体に取り込まれた糖質は分解されてブドウ糖になり血液中に吸収されます。
体は血液中からブドウ糖を取り込んでエネルギー源として利用しています。
あまったブドウ糖は中性脂肪に蓄えられ必要な時に使われるようになっています。
糖尿秒は生活習慣病として知られていますが、必ず生活習慣だけで発病するわけではありません。
糖尿病のほとんどは糖尿病になりやすい体質を持っている人に環境的な要因が加わって発病します。
糖尿病になりやすい体質は遺伝的なものです。
親や兄弟、祖父母などに糖尿病の人がいる場合は特に注意が必要です。
■ 糖尿病を誘発環境因子
肥満、過食、運動不足
血糖値はインスリンの力により一定に保たれていますが肥満や運動不足はインスリンの働きを悪くします。
過食は膵臓に負担をかけインスリンの分泌が次第に悪くなり血糖値が上がってきます。
ストレス
強いストレスの状態が続くとインスリンの作用を弱めるホルモンが分泌され血糖値の上昇を招いてしまいます。
そのた
加齢も糖尿病の一因です。高齢になるほど体全体の機能が低下し膵臓の働きも悪くなるからです。
糖尿病は大きく4つの分ける事ができます。それぞれの症状や病状の経過で治療法が異なります。
1型糖尿病
インスリンがほとんど分泌されないため高血糖になるものです。注射によってインスリンを補わなくてはいけません。
2型糖尿病
日本では非常に多く糖尿病全体の90%以上を占めています。インスリンの量が不足したり、働きが悪い事が原因で起こります。
特定の遺伝子によるその他の糖尿病
遺伝子異常による糖尿病や、ほかの病気が原因で起こる糖尿病をいいます。
妊娠糖尿病
妊娠をきっかけに発見された糖尿病です。妊娠中は胎盤からインスリンの作用を弱めるホルモンが分泌される事から起こります。
糖尿病の診断と治療にはいくつかの検査が必要になります。
糖尿病の症状があらわれたり健康診断で糖尿病の疑いを指摘された場合には病院で詳しく検査を受ける必要があります。
検査は問診から始まり、尿検査、血液検査、グリコヘモグロビン検査などを行います。
糖尿病と診断された場合、病気のタイプや合併症の状態を調べるための検査が行われます。
血液検査を初めとする検査は治療開始後も定期的に必要になります。
自覚症状の少ない糖尿病では血液コントロールが上手くいっているかどうかということを常に数値で確認する必要があるからです。
糖尿病で一番怖い合併症ですが初期には自覚症状がほとんどありません。
進行してからでは治療が難しくなるため定期的に検査を受けて早期発見に努める必要があります。
糖尿病は完治させるのが非常に難しい病気です。
治療によって血糖が良好にコントロールされていても糖尿病が治ったのではありません。
きちんと治療を続けることで糖尿病をコントロールしていけば病気に振り回されることなく生活が出来ます。
ほとんどの仕事は問題なく続けることが出来、レジャーを楽しむことも出来ます。
糖尿病の治療の主役は患者本人です。
食事療法や運動療法といった治療の根本はあくまでも患者さんの日常生活にあります。
糖尿病の治療で実際にどれだけ治療効果をあげられるかは患者さんの自己管理にかかっています。
血糖値が安定してくると油断をしてしまいますが、初心に戻り自己管理を行うことが大切です。
思うように血糖のコントロールができない時もあります。
1人で悩まずに、主治医に相談する事が大切です。
糖尿病とは長い付き合いになるので根気よく諦めずに取り組む事が大切です。
糖尿病の治療の基本は食事療法です。
薬やインスリン注射で血糖をコントロールする場合でも食事療法をしっかりと行っていることが前提となります。
食事が糖尿病の原因である糖代謝のシステムと直接かかわっているからです。
2型糖尿病はインスリンの作用が足りない為食事で取り入れた糖質を上手く利用できずに血糖が高くなる病気です。
食事の量やとり方に気をつけてインスリンを分泌する膵臓の負担を軽くする事で血糖値を正常に戻していきます。
食事療法は特別な事を行うわけではありません。
食事療法の基本は適正なエネルギー量を取る、栄養バランスよく食べるという事です。
糖尿病の人のための食事は糖尿病でない人にとっても健康食です。
糖尿病の食事療法は栄養バランスよく腹八分目に食べるというごく当たり前のことが基本になります。
治療を始める前に自分の食生活を振り返って見ましょう。
食生活の乱れが病気を引き起こしているケースが非常に多いものです。
問題点を一つずつ解決していくだけで病状は改善されていくはずです。
糖尿病の治療の基本となるのが食事療法と運動療法です。
>>糖尿病と食事療法の紹介
運動療法は肥満の解消だけでなくインスリンの効きをよくしたり脂質代謝を改善するなど様々な効果が期待できます。
運動で思いつくのは肥満の解消だと思います。
肥満は糖尿病の多くをしめる2型糖尿病の最大の原因です。
肥満は食べすぎと運動不足がもたらしています。
食事療法でエネルギーを押さえ運動療法でエネルギーを消費していけば肥満は解消され糖尿病の改善にも大きく役に立ちます。
太っていなければ運動療法は必要ないと考えがちですが荘ではありませんん。
運動療法には肥満の解消以外に色々な効果があります。
運動療法でブドウ糖の利用が増え血糖値が下がります。
運動を行うことで筋肉でエネルギーが消費されるため血液中のブドウ糖が筋肉に取り込まれます。
糖尿病の患者さんの場合ブドウ糖の筋肉への取り込みが急速なので血糖値が下がっていき運動による急性効果といいます。
高血糖になると全身様々な合併症を引き起こします。
慢性合併症は気が付かないうちにじわじわ信仰していく怖さがあります。
急性合併症は短期間で死に至ることがあります。
高血糖が合併症を引き起こします。
糖尿病で高血糖状態が長く続くと体の様々な臓器に不具合を生じる合併症を引き起こします。
糖尿病の合併症には短期間で死亡する急性合併症と時間をかけて進行する慢性合併症があります。
合併症は表面に現れる症状や状態は違っても血糖コントロールが上手くいかないために発症します。
血糖値や血圧、コレステロールの管理をしっかりと行い合併症の予防に努めるようにしましょう。
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